物語の序盤で主人公が汚物まみれになる衝撃的なシーンがあります。
その部分について、どうやっているのか不思議に思っていました。
ダニー・ボイル監督は微笑みを浮かべてこう答えた。「あれは、ピーナッツバターとチョコレートをミックスしたものでした。だからとてもいい香りを発してたんです」
あのシーンは1テークでいけたのですか?
「はい、いきました。ただ、ピーナッツバターの中にどっぷりつかったとき、人間の体がどうなるか我々もわからなかったので、何かあってはいけないということで、一応ワイヤーをつけてもらいました」
ジャマールの少年時代のシーンでは、トイレの“中身”はチョコレートとピーナッツバターをミックスさせたものを使いました。甘くていい匂いがするんです が、臭い演技をするように(ジャマール役の)アユーシには言いました(笑)。でも、あのシーンを撮り終わって以来、二度とあの子は僕のことを以前のような 目で見てくれなくなりました(笑)。
あの、なんともいえない「もの」はピーナッツバターだったんですね・・・・
このシーンに対する以下のコメントも興味深いです。
「あのシーンのいいところは、スラムを象徴する糞やにおいと、彼らが大好きなボリウッドスター(インドでの映画スター)への情熱が同時に介在している点で すね。その相容れなさそうな要素が同居してるのが、典型的なムンバイです。それはタイトルの“スラムドッグ”と“ミリオネア”の組み合わせについても言え ることですが。(糞まみれの姿で夢のスターに会おうとする)このシーンだけでジャマールという子の全てがわかる。そんな彼の意思がよく現れたシーンだと思 います」

最後まで読んでいただきありがとうございました!
こんな感じであまり気張らず、ダラダラと、楽しんでやっています。
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